当社は長年にわたり、住宅資材の製造において障がい者の就労支援に積極的に取り組んでいます。平成26年に経営革新計画を導入し、営業部門を有限会社古賀商会に、製造部門をNPO法人ボクらの家の専門の就労支援A型事業所「ボクらの仕事場」に分け、製販分離体制を確立しました。
現在、当社は襖資材や瓦桟木資材、神社や寺社向けの御守りなどを提供しており、さらに企業向けのノベルティ商品なども取り扱っています。これらの商品の製造は、専門の就労支援A型事業所で行われており、障がい者の方々が高いモチベーションで働ける環境を提供するため、NPO法人ボクらの家と協力して安全に働ける環境を整備しています。
障がい者の高齢化が進む中でも、彼らの強い意欲がプロジェクトを支え、木材の再利用を通じて神社と寺社向けの御守り、企業向けノベルティ商品、個人向けノベルティ商品、観光客向けのお土産品、さらには社会人野球バットの再利用によるノベルティ製作など、Woodチャーム🄬の製造に取り組んでいます。
私たちの取り組みはSDGs(持続可能な開発目標)に基づいており、木材の再利用と障がい者の就労支援の拡充を通じて、社会への貢献を続けることを使命としています。
取締役社長
古賀 等
みなさん、こんにちは。当社は50年間にわたり一般企業として障害をもった方々と一緒に仕事をし、企業運営を行って来ました。
毎日、一生懸命に働く障害をもった皆さんから、生きてゆく方法を教えて頂き、私にその恩返しで何か出来ないか考え、この度、会社の主軸となる製造部門を障害をもった方々に開放し、生活向上の手段に利用して頂きたいと思いました。
そこでNPO法人ボクらの家と有限会社古賀商会で話し合い、新事業の就労継続支援A型事業所として瓦サンギ・ふすま下地の製造を依頼することになりました。
販売に関しては、従来通り有限会社古賀商会が行うことにし購入業者の皆様には今まで同様にお取引させて頂いております。
業者様によって事業所で就労している方々の生活応援をして頂いている事になります。 同時に民間企業と福祉事業所が助け合う形態を企業の平成26年と令和2年に経営革新として、福岡県知事より承認して頂きました。令和2年の経営革新では新たに障がい者就労を拡充、支援する取り組みを拡大する事業として新たに承認を受けております。
今後も企業として弱い方々を応援し、福祉事業所の後押しをすることで社会貢献していきたいと考えています。
昭和28年 | 初代代表 古賀金次郎 小割製材業を開設 |
昭和39年 | 知的障害者I.T様 住込みにて雇用 |
昭和43年 | 二代目代表 古賀秀光 就任 襖骨製造販売開始 |
昭和56年 | 国際障害者年 大川市より自立更正福祉向上表彰状授与 |
昭和57年 | 知的障害者寄宿舎完成 10名雇用 |
平成元年 | 有限会社古賀商会設立(知的障害者も雇用継続)福岡県営、福岡市営、長崎県営・市営、北九州市営の襖下地の受注活動を中心に販売活動を行う。 |
平成17年 | 三代目 古賀等代表取締役就任古賀秀光会長就任 |
平成19年 | 知的障害者による瓦桟木(サンギ)製造販売開始福岡県より雇用促進と職業的自立の貢献に対して感謝状を(有)古賀商会として授与 |
平成24年 | 特定非営利活動法人ボクらの家認可および、事業開始初代理事長 古賀 由美子 就任 |
平成25年 | グループホーム ボクらの家 落成 |
平成26年 | (有)古賀商会 福岡県知事より経営革新計画承認(有)古賀商会と就労継続支援A型事業所と分離 |
平成27年 | 就労継続支援A型事業所(ボクらの仕事場)開設知的障害者、精神障害者(合計10名、6月現在11名) |
平成30年 | 経済産業省 中小企業庁 「ものづくり補助金」採択 |
令和元年 | ものづくり補助金の事業計画に基づき、神社・仏閣のお守り製作を開始。 |
令和2年 |
富士通株式会社との特許ライセンスを契約締結 前回の経営革新計画を拡充した福岡県知事より経営革新計画承認 |
令和3年 | 経済産業省 中小企業庁 「事業再構築補助金」採択 |
令和4年 | 「事業再構築補助金」により新事務所・新工場開設 |
令和5年 |
神社・仏閣のお守り製作の汎用性を活かした経営革新計画承認 福岡県SDGs登録制度に登録 フォトミル🄬の商標登録 |
令和6年 |
Wooodチャーム商標登録 |